fbpx

FEATURE

特集

CATEGORY

マインドフルネスに味わいたい 薬膳式!胃腸に優しいピーナッツ粥

2018.12.23
  • コラム

こんにちは。suriaブランドアンバサダーの村上華子です。 今の時期、美味しいお食事や、楽しいお酒を飲む機会が増えるので、起床時に体が重たいと感じることも多いかと思います。 そんな時におすすめしたい、薬膳粥をご紹介します。毎日頑張っているご自分へ、そして、大切なご家族やパートナーにどうぞ。

疲れた胃腸の働きを高め一日を元気にしてくれる養生食

お粥といえば白米ですが、今日は「粟(あわ)」を使ったお粥のご紹介です。 飲酒明けの体のむくみを取り除き、気を巡らせるためには、水分を含んだ粘りのある白米ではなく、雑穀と分類される粟を使います。薬膳で粟は、胃腸の働きを強くし、消化を助ける食材。そこに、同じく胃腸の働きを整え、温め、元気にするピーナッツを加えます。 お粥にピーナッツ?!と、意外に思う方もいらっしゃるかと思いますが、“生のピーナッツを茹でる”という調理法がポイント。 ピーナッツは本来、優れた働きを持つ食材。それが発揮されるのは、生のものを茹でるという方法なんです。 よく、ピーナッツを食べると、ニキビや鼻血が出る…といわれる理由は調理法の問題。炒ってあるピーナッツ(店頭に並ぶものの大半は炒ったもの)は、湿熱を溜めやすい性質に。湿熱とは、体内にたまり過ぎた不必要な水と熱が混じり合いドロドロの物質になったもの。 これが気や血のめぐりを邪魔して、ニキビや湿疹、鼻血や傷が化膿しやすいなどといった不調をまねきます。 ちなみに、生の落花生がお近くのスーパーにない場合は、ネットショップなどで色々な種類が選べますよ。

■ 材料(2人前)

粟(もちあわ)…50グラム 生落花生…40グラム 水…1リットル位

■ 作り方

①下準備として、皮つきのピーナッツを水に浸し、粟を洗っておく。

②鍋にピーナッツと粟、水を入れて火にかける。強火で沸騰させてから中火で煮る。

③粟の粒がはじけて平たくなり、とろりとしたら消化に良いお粥の完成。

【POINT】ピーナッツの薄皮には貧血の改善や止血に効果的な働きがあるので、皮をつけたままお粥にします。あくまでも養生が目的なので、食べ過ぎないように、あえて味をつけていません。

「いただきます」と同時にやってもよいヨガポーズって!?



ヨガは食後2時間経ってからというけれど、実は一つだけ、食事の最中に行ってもよい(むしろ積極的に行いたい)ポーズがあるのをご存知ですか? それは、日本人になじみのある「正座(ヴァジュラーサナ)」。正座の姿勢は、消化器官に関連する経絡を刺激するので、消化を助けます。
また、薬膳の知恵では、栄養の偏りだけではなく、早食い、ドカ食いといった食べ方そのものについても“不摂生”と呼び、見直しを推奨します。 姿勢を正し、お腹に染みる温かいお粥を一口ずつかみしめ、その滋養を堪能してください。
キリっとした空気の冬の朝食のひとときを、マインドフルネスに味わってみれば、心も身体も元気になること間違いないでしょう!


ヨガマットの上にブランケットを敷くと、甲の骨が当たる痛みが軽減されます。

◆使用アイテム ・HDエコマットプラス 4mmヨガブロックウールブランケット

正座が苦手という方は、お尻の下にブロックを置き、高さを出すと楽に座れます。

◆村上華子先生着用ウェア ・ヴィフーブラトップルイーズトップパンチングレギンス

---------------------------------------------------------------------------------

◆村上華子先生 information◆

『ヨガと薬膳【旬な体をつくるヨガ】@古民家カフェ蓮月』

趣のある古民家カフェ “蓮月” さんで村上華子先生がワークショップを開催いたします!

◆ヨガと薬膳のワークショップ 『旬な体をつくるヨガ』 ~季節の薬膳茶つき~ 日本の四季、ぞれぞれの体質に合わせた、食養生や暮らし方のポイントなどを交えつつ、ヨガで気を巡らせて、心と体をリフレッシュ! いくつになってもイキイキと生命力にあふれた、“旬な私” をつくるためのクラスです。 今回は「春を元気に迎える準備」として、残りの冬をどう過ごすかを考える養生法と、体質別ケア、薬膳的冷え取りのお話しの後、優しいヨガでリフレッシュを行います。 ヨガ、薬膳がはじめての方もお気軽にどうぞ。クラスの後には季節の薬膳茶をお出しします。 (※ハイハイする手前の赤ちゃんはご同伴OK!) お時間のある方はカフェで一緒に美味しいランチを食べましょう。
【日時場所】 2019年1月22日(火) 10:30~11:40
大田区池上にある素敵な古民家カフェ、『蓮月』さんの2階、畳みのお部屋です。
古民家カフェ蓮月 東京都大田区池上2-20-11 東急池上線:「池上駅」から徒歩8分
【参加費】2,000円
完全予約制、少人数制のレッスンとなっております。 お手数なのですが、下のアドレス宛に、ご予約のメールをお願いいたします。
◆お問い合わせ・ご予約 hana@hasyoga.net

---------------------------------------------------------------------------------

【本日の先生】
suria ブランドアンバサダー/村上華子先生

2004年にヨガを始め、綿本彰氏にヨガを学ぶ。ヨガ仲間と共に『HAS YOGA銀座』を設立。また、ヨガの指導のかたわら、中医学をベースにした薬膳フードデザイナーの資格を取得し、ヨガと薬膳のコミュニティー『季結び庵』を主宰。ヨガによる心身の健康法に加えて、日本の風土、四季の移ろいに合わせた薬膳(食養生)のレクチャーも行い、自然と調和した、心地よい暮らし方の提案している。 2015年~アジア最大級のヨガイベント『ヨガフェスタ横浜』に、講師として毎年登壇。さらに、ヨガを中心に心と体に向きあうための記事を執筆する編集・ライターとしても活動の場を広げ、様々な角度からヨガの魅力を伝えている。

◆Instagram https://www.instagram.com/tokimusubian/