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寒さで消耗した自分を癒そう! 体を巡らせ、安眠へと導くマッサージ

2019.01.27
  • コラム

こんにちは。suria ブランドアンバサダーの村上華子です。暦の上では、寒さが一番厳しくなる大寒を迎えました。身も心もこわばる寒さが続いていますが、みなさん、冬疲れはしていませんか? 今日はセルフマッサージをご紹介します。

血と気を巡らせ、深い呼吸を。
高ぶった神経を鎮めて安眠につなげる

私がヨガとともに日々実践している、中医学がベースの薬膳では、冬の冷たい空気にあたり続けることは“体を温める気(エネルギー)を傷つける”と考えます。寒空の下にずっといたことで身も心も消耗した経験、みなさんもきっとあるかと思います。そんな夜は、ゆっくり湯船につかって汗をかく!…と、いきたいところですが、エネルギーが消耗している時の長風呂や半身浴、サウナなどは控えた方がよいかも。

夏は状況に応じた汗をかくことで体温調節しますが、汗の原料はもともと血液。つまり、不必要に汗をかくことは、エネルギーの浪費になるんです。いつもより気力、体力の消耗を感じる人は、激しく汗をかく運動やサウナは控えて、お風呂は手短にが◎ とはいえ、入浴からしばらく時間が経ち、寝る前にもういちど温まりたいなと感じた場合は、足湯をおすすめします。

そしてなんといっても、消耗したエネルギーを回復させるには、よい睡眠をとることが大切。睡眠の質を高めるには、日中の活動的な神経のスイッチをリラックスモードに切り替えること。これからお伝えするセルフマッサージは、ゆったりとした呼吸に合わせながら、血液やリンパ、気を巡らせていく、呼吸法と指圧の両方の利点を兼ね備えたテクニックなんです。のんびりとしたペースで行えば心身がゆるみ、睡眠の導入にもぴったり。今日一日頑張ったご自分を労う気持ちで、ぜひお試しください!

マッサージの手順

①まずは、足指と足首のほぐしから。足裏から手を差し込み、互いの指を深くにぎり合う。
そのまま足指の根元から回し、続いて足首も回す。反対の足も同様に。

②あぐらの姿勢から片脚を伸ばす。両手を重ねてくるぶしの上に。腕の力ではなく、前屈みになりながら体重を使って垂直に圧をかける。吐く息で押し、吸う息で戻す要領で。一押し、一押し丁寧に、くるぶしからヒザの下あたりまで。

③ヒザは関節なので飛ばし、次はヒザの上から太もも、脚の付け根まで押していく。仕上げに脚のつけね(鼠径部)を数回手のひらでこすり、リンパを流せば完成。左右の脚を組み替えて、反対側も同様に行う。

シーンに合わせて選べるから
私はヨガソックス愛好家

体を健やかに保つという点では、足首(特に、内くるぶしの上にある三陰交というツボ)を冷やさないことも必須。ヨガのレッスン中は、足裏のグラウンディングを阻害しない「ナタラージャ」のレッグウォーマースタイルが定番ですが、シャバアーサナや瞑想に入る時に「レイドソックス」を重ねて、つま先までほかほかに。セルフマッサージの写真で履いていた五本指の「カルドゲッタ」は、冬のネイルケアの時に履くという裏技もあり。みなさんも生活のシーンに合わせて選んでみて下さいね。

 

村上華子先生着用ウェア

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  • ヒーラトップ
  • エマリスパンツ
  • ナタラージャ
  • レイドソックス
  • 本日の先生

    suria ブランドアンバサダー/村上華子先生

    2004年にヨガを始め、綿本彰氏にヨガを学ぶ。ヨガ仲間と共に『HAS YOGA銀座』を設立。また、ヨガの指導のかたわら、中医学をベースにした薬膳フードデザイナーの資格を取得し、ヨガと薬膳のコミュニティー『季結び庵』を主宰。ヨガによる心身の健康法に加えて、日本の風土、四季の移ろいに合わせた薬膳(食養生)のレクチャーも行い、自然と調和した、心地よい暮らし方の提案している。 2015年~アジア最大級のヨガイベント『ヨガフェスタ横浜』に、講師として毎年登壇。さらに、ヨガを中心に心と体に向きあうための記事を執筆する編集・ライターとしても活動の場を広げ、様々な角度からヨガの魅力を伝えている。

    Instagram:  https://www.instagram.com/tokimusubian/