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新しいシーズンを軽やかにスタートしたい人へ。春の薬膳茶とプチ瞑想のススメ!

2019.02.24
  • コラム

こんにちは。suriaブランドアンバサダーの村上華子です。暦の上では立春を迎えましたが、まだまだ重たいコートが手放せないですね。でも自然界では、梅の花が開花を迎え、冬ごもりしていた虫や動物たちが、着々と活動の準備をはじめるころ。みなさんもきっと、新年度を臨むための準備をされていることと思います。今日はそんな時期にぴったりな、薬膳茶と瞑想習慣のおすすめです。

気の巡りと潤いを高めて
花粉に負けない体を作ろう

春は陽気が高まることで植物は芽吹き、人の体も自然界の動きに応じていてきます。これを中医学では「発陳(はっちん)」といい、冬に溜め込んでいたものを発散して、いきいきと活動的になること。とはいえ、春は気温の寒暖差や新生活による環境の変化などで、心身がゆらぐことも…。不調を感じる場合は、緊張をゆるめ、気の巡りをよくすることが、これからの季節を上手に乗りこなす秘訣なんです。そして、春の風物詩!? そろそろ花粉を感じるという人は、消化器官を元気に整え、目や肺などの粘膜を乾燥させないように意識したいもの。これからご紹介する薬膳茶はびわの葉茶とジャスミン茶、クコの実を使います。びわの葉茶やクコの実は目や肺を潤す働きがあり、ジャスミン茶は消化を促し、気を巡らせます。ただし、薬膳効果を実感するためには、毎日コツコツと続けることが大切。私は毎朝、季節の薬膳茶を多めに作り、保温性の水筒に入れて持ち歩いています!(ペットボトルのごみも減るので、微々たる力ですが、エコ活動の一翼としても◎)

■お茶の材料

<保温用水筒1本分>
・びわの葉茶…小さじ2~3
・ジャスミン茶…小さじ1
・クコの実…小さじ1
・お湯…適量

■食材の働き

びわの葉茶:肺を潤し、乾燥からくる咳を止める
ジャスミン茶:消化と気の巡りを促し、精神安定にも
クコの実:目と肺を潤す、老化防止にもよい

■作り方

①ティーポットに茶葉とクコの実を入れて、熱湯を注いで蒸らす
②茶葉が開いたら、①をティーカップまたは水筒に注ぐ

 

目覚めのお茶で温活したら
いざ、瞑想で頭をシャープに!

寝起きの体に温かい薬膳茶を染みわたらせたら、次は、瞑想でエンジンをかけていきましょう。忙しい人は毎朝5分でも大丈夫。軽いストレッチの後に座ってください。瞑想の実践なんて難しそうだと感じる人は、姿勢を正し、呼吸を整える意識だけでもOK。

 

長い時間同じ姿勢で座っていると、足が痛くなるという人は、写真の様に『ヨガザフ』を使うのもひとつの手。ヨガザフに座ると骨盤が立ち、無理なく背筋が伸びますよ。ヒザの違和感や、足も痺れも少なくなります。

 

コロンとしたフォルムにほっこり。普通のクッションよりもコシがあり、たわまないしっかり素材なので、ストレッチのお伴にもよし! さあ、みなさんも春の薬膳茶とヨガ&瞑想の習慣で、軽やかに新生活を歩み出してくださいね。

 

◆村上華子先生着用ウェア
アノータンク
・トゥーナトップ(3月発売予定)
・スカラレギンス(3月発売予定)

◆使用プロップス
ZAFU

本日の先生

suria ブランドアンバサダー/村上華子先生

2004年にヨガを始め、綿本彰氏にヨガを学ぶ。ヨガ仲間と共に『HAS YOGA銀座』を設立。また、ヨガの指導のかたわら、中医学をベースにした薬膳フードデザイナーの資格を取得し、ヨガと薬膳のコミュニティー『季結び庵』を主宰。ヨガによる心身の健康法に加えて、日本の風土、四季の移ろいに合わせた薬膳(食養生)のレクチャーも行い、自然と調和した、心地よい暮らし方の提案している。 2015年~アジア最大級のヨガイベント『ヨガフェスタ横浜』に、講師として毎年登壇。さらに、ヨガを中心に心と体に向きあうための記事を執筆する編集・ライターとしても活動の場を広げ、様々な角度からヨガの魅力を伝えている。

Instagram:  https://www.instagram.com/tokimusubian/