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毎日を心地よく!幸福度を上げるセルフケア~梅雨のブルーな気分を吹き飛ばそう!Vol.1~

2020.05.29
  • suiraアンバサダーコラム

【梅雨のブルーな気分を吹き飛ばそう!①】
すきま時間にほぐして深呼吸!おうち生活で快適をつくるマッサージ


こんにちは、suriaアンバサダーの村上華子です。おうち時間が増えた今、みなさんはどんな風に健康的な生活を維持していますか? 私はヨガに加えて、薬膳という中医学(中国の伝統医学)が由来の養生法を取り入れています。
きっと多くの方が、「薬膳=食事」というイメージを持っているかと思いますが、薬膳の養生法は、四季折々の食事の他に、ちょっとした日常のクセや、生活習慣を見直すことも大切にしています。
つまり、毎日の食事と生活を整えることで「どんな風に生きるか」を考える実践法とも呼べます。大好きなヨガと薬膳、お互いのいいところを補完しあいながら、気持ちのいい毎日を送るための情報を、みなさんにお伝えできたらうれしいです。
さて、第一回目のコラムでは、これから迎える梅雨のシーズンを元気に過ごすために、
【梅雨のブルーな気分を吹き飛ばそう!(全3回)】というテーマでお届けしていきます。

今の時期におこりやすい不調とは?

日本の夏は、ムシムシした高温多湿が特徴。「毎年、夏が苦手」という人は、その理由の一つに、体の中に余分な水分が溜まっているのかもしれません。水分代謝が悪いと、体内にこもった湿気が夏の暑さによって蒸され、まるで自家製のスチームサウナ状態に・・・・。特に今年は長い自粛期間のおかげで、運動量が減少し、ストレスが溜まっているという人が多くいらっしゃると思います。心身の巡りが悪い状態は、水分代謝にも大きな影響を与えます。今年は早めの対策を行って、夏がきた時には「今年は元気だ!」と実感できるコンディションを一緒につくっておきましょう。

“ためない”体づくりのコツ ヨガと薬膳からできるセルフケア!

<エクササイズからできること>
・マッサージでつまり取り、呼吸で循環
・ヨガのポーズで全身の血行を促進させる

<食事からできること>
・お腹に優しい食べ方を選び、消化力を落とさない
・代謝を助ける食材で、体を巡らせてすっきりと

【梅雨のブルーな気分を吹き飛ばそう!】では、以上のことを意識しながら、巡りをよくして、水はけのよい体を目指します。今回は、この中かからマッサージと呼吸にフォーカス。いつもの呼吸法やヨガポーズの効果をぐんとアップさせるためのプレワークとして、呼吸に注目した2つのセルフマッサージを紹介します。

呼吸に関わる筋肉をほぐして
呼吸をもっと深めるセルフマッサージ

■季肋部のマッサージ


肋骨の下にある、横隔膜というドーム状の筋膜が伸縮する働きによって、呼吸の作用を助けています。
ところが、精神的なストレスや緊張によって横隔膜が硬くなると、呼吸の運動がスムーズにいかない場合があります。
不自由な生活によって心身の過緊張を引き起こし、いつもより浅い呼吸の人が多いのではないでしょうか?
そこで、横隔膜(季肋部)をほぐすセルフマッサージを行うことで、やわらかな深い呼吸へと導きます。
いつものヨガの練習の前に行えば、自然と呼吸が深まり、全身の巡り効果はさらにアップします。

・マッサージのやり方
1.自分の季肋部(肋骨のハの字部分)を確認。そこから2センチ下から上方向にえぐるように指を差し込む。
2.息を吐きながら上半身を前に倒し、さらに指を深く差し込むように圧をかける。吸う息でゆっくりと起き上がる。
同様に3セット繰り返す。

■鎖骨下のマッサージ


おうち生活では、デスクワーク、スマホの閲覧、家事、育児と、前屈みになる姿勢ばかり…。胸を閉じ、巻き肩になると呼吸が浅くなり、心身のパフォーマンスは低下します。
そこで、大胸筋、小胸筋(総じて呼吸筋と呼ばれる箇所)をほぐすことで姿勢を改善、心地よい呼吸を取り戻しましょう。ここは肺の経絡(※)の起点、「中府」というツボにあたります。
呼吸を司る肺の気を巡らせることで、滞りが原因になっている肩こりの解消にも効果的です。
※経絡は中医学が考えるエネルギーの通り道。ヨガではこれをナディと呼びます。

 ・マッサージのやり方
鎖骨の外端の下にあるくぼみに指を当て、中指を中心にした三本指でくるくるとさすり、ほぐします。
気持ちがいい程度に、左右まんべんなく。

■マッサージが終わったら
そのまま目を閉じて、静かに座ります。マッサージをする前と後で「変化している場所はあるか?」もしあれば、「そこはどんな感覚か?」など。無理のない自然な呼吸と共に、全身をのんびりと観察してみましょう。

体の「つまり」や「滞り」が、様々な不調を招きますが、本来、心と体は合わせ鏡のようなもの。
体がすっきりすると、心も晴れやかになりますよね。また、自分と向き合う時間や習慣をつくることで、普段見過ごしている感情の動きや、体の不調や変化に気づくことができます。
変化に気づくことができたら、それらを対処するための手立ても選べますよね。憂鬱な雨降り、不自由な生活、毎日のブルーな原因を上手にのり切るためのセルフケアとして活用してください。

さて、次のコラムでは、“梅雨のブルーな気分を吹き飛ばす”ためのヨガポーズを紹介したいと思います!

村上華子先生着用アイテム
トップス:ナリシュタンク
ボトムス:ラニパンツ

suriaアンバサダー 村上華子先生

2004年にヨガを始め、綿本彰氏にヨガを学ぶ。ヨガ仲間と共に『HAS YOGA銀座』を設立。
また、ヨガの指導のかたわら、中医学をベースにした薬膳フードデザイナーの資格を取得し、ヨガと薬膳のコミュニティー『季結び庵』を主宰。
ヨガによる心身の健康法に加えて、日本の風土、四季の移ろいに合わせた薬膳(食養生)のレクチャーも行い、自然と調和した、心地よい暮らし方の提案している。

2015年~アジア最大級のヨガイベント『ヨガフェスタ横浜』に、講師として毎年登壇。
さらに、ヨガを中心に心と体に向きあうための記事を執筆する編集・ライターとしても活動の場を広げ、様々な角度からヨガの魅力を伝えている。

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