CATEGORY
■スリアインタビュー 『ヨガと私』
ヨガとのかかわり方にフォーカスしたインタビューの配信をスタートしました。
スリアが選んだ、『ヨガと私』 ぜひご覧ください。
~屋久島の自然と共存する丁寧な暮らし~
Vol.1 <前編> マキノカオリさん
2010年、ヨガをはじめてから4年という短期間で、アシュタンガヨガの正式指導者になったことでも有名なマキノカオリさん。スリアのアンバサダーとしても活躍していました。2016年以降は、“世界自然遺産の島”屋久島に拠点を移し、ヨガで心身の健康を保ちながら「自然と共に暮らす・人々の織りなす暮らしこそがアート・芸術は究極のシャーマニズム」をテーマにした『生活芸術』の代表として、仲間と有機発酵しながら豊かに暮らしてます。スリアインタビューのトップバッターを飾るマキノカオリさんに、ヨガのことや屋久島の生活について聞きました。
村上華子)お久しぶりです、お元気ですか? 今日はカオリさんにお話しをうかがえるので、昔のカタログ撮影のことなど思い返していました。スリアの撮影でご一緒していた日が懐かしいです。私が初めて参加した撮影は2011年でしたが、カオリさんはすでに、アンバサダーとして活躍されていましたね。どういうきっかけだったのですか?
マキノカオリ)ヨガをやる前は、ごく普通の主婦だったの。子育てだけが生き甲斐で自分はつまらなかった。小さい頃からあった「自分という存在はなんだろう?」という疑問を、ヨガが解決してくれそうな気がして。たまたま門を開いたのがアシュタンガヨガで、ケンさん(IYCのケンハラクマ先生)の所だった。しばらくするとそこで「先生にならないか?」って声をかけてもらって。その後、すでにスリアのカタログにモデルとして登場していた和也(柳本和也先生)とか、つぐみ(山口つぐみ先生)に誘われて、私もスリアのカタログ撮影に参加するようになったの。はじめて行ったのは冬の葉山の海だった。その時は、緊張しているんだか、それとも寒くて震えているのかわからなかった(笑)
華子)私もはじめて参加した撮影の時のことは、今でもよく覚えています。全然うまくポーズができなくて…。とにかくずっと緊張していました。そうそう、撮影の時、カオリさんは難易度の高いポーズをビシッと決める、ストイックなヨギーニのイメージ担当でしたね。
カオリ)実は、当時のデザインだと私がやっている練習には不向きな部分もあって、特別にアシュタンガヨガの練習がしやすいデザインをつくってもらったの。
▲2011年カタログ撮影の風景。当時のカタログには毎シーズン、スリアのアンバサダーやヨガインストラクターがモデルとして登場していました。モデル右:マキノカオリさん、左:村上華子。
※撮影風景はこんな感じでした♪
▲2012年発売『suria×マキノカオリコラボレーションライン』カオリさんのこだわりが詰まった、シンプルを極めたデザイン。鍛えられた体を美しく見せています
華子)『マキノカオリコラボレーションライン』よく覚えています。レギンスやホットパンツといったタイトなシルエットのウエアに、美しいアーサナが映えてかっこよかったです!
カオリ)倉持さん(アンダーザライトヨガスクール代表取締役)が言っていたけれど「自分の名前が付けられたヨガウエアなんて、カオリさんしかいないからね」って。普通の主婦だったのに、スリアで広く名前を知ってもらえるようになり、今でもこうやってヨガの先生をやっていられるから、感謝しています。
――インタビュー記事:後編に続く
◇マキノカオリ
プロフィール
生活芸術代表。世界自然遺産の島屋久島に暮らす。幼い頃から現在までの運動経験、また運動指導経験、整体師としての経験は、凝り、痛み、歪みの調整も含め、その術を本人に理解して頂きながら指導を行なっております。一生の間、自分のカラダ、そしてココロを理解し続けることは、自分と深くつながるヨガの醍醐味です。
◇聞き手:村上華子
プロフィール
2004年にヨガを始め、綿本彰氏にヨガを学ぶ。ヨガ仲間と共に『HAS YOGA銀座』を設立。
また、ヨガの指導のかたわら、中医学をベースにした薬膳フードデザイナーの資格を取得し、ヨガと薬膳のコミュニティー『季結び庵』を主宰。
ヨガによる心身の健康法に加えて、日本の風土、四季の移ろいに合わせた薬膳(食養生)のレクチャーも行い、自然と調和した、心地よい暮らし方の提案している。
2015年~アジア最大級のヨガイベント『ヨガフェスタ横浜』に、講師として毎年登壇。
さらに、ヨガを中心に心と体に向きあうための記事を執筆する編集・ライターとしても活動の場を広げ、様々な角度からヨガの魅力を伝えている。